狩猟免許の実技試験(技能試験)の内容

実技試験でどんな課題が出るかを、免許の種類ごとにまとめました。課題の種類は法令(鳥獣保護管理法施行規則 第53条)で決まっています。細かい手順や会場の進め方は都道府県によって違うので、受験する都道府県の案内と事前講習で確かめてください。

どの免許でも共通

免許ごとの課題

免許出る課題
網猟
  1. 猟具(銃・わな以外)を見て、使ってよいものか判別する
  2. 網を1つ架ける(むそう網・はり網・つき網・なげ網から)
  3. 鳥獣の絵や写真を見て、すぐに判別する
わな猟
  1. わなを見て、使ってよいものか判別する
  2. わなを1つ架ける(くくりわな・はこわな・はこおとし・囲いわなから)
  3. 獣の絵や写真を見て、すぐに判別する(鳥は出ない)
第一種銃猟
  1. 模擬銃の点検・分解・結合
  2. 模擬弾を込めて、射撃姿勢をとり、弾を抜く
  3. 2人以上で行動するときの銃の持ち方・受け渡し
  4. 休憩のときの銃の扱い
  5. 空気銃の圧縮・装塡(弾は使わない)・射撃姿勢
  6. 距離の目測
  7. 鳥獣の判別
第二種銃猟
  1. 空気銃の圧縮・装塡(弾は使わない)・射撃姿勢
  2. 距離の目測
  3. 鳥獣の判別

私が受けたときのこと(第一種銃猟)

東京都で受けたときの流れです。実技は3名程度で試験します。試験の順番は決まっていません(順不同)。地域や年によって、やり方が違うことがあります。

1コース:銃の点検・分解・結合

散弾銃(模擬銃)

  1. 整列する
  2. 銃を手に取る
  3. 点検をする
  4. 分解して台に置く
  5. 結合する
  6. 銃を置く

空気銃

  1. 整列する
  2. 銃を手に取る
  3. 点検をする
  4. 圧縮の操作をする
  5. 弾を込める動作をする(実際には込めず、ポーズだけ)
  6. 射撃の姿勢をとる
  7. 銃を置く

2コース:団体行動での銃の取り扱い

銃の保持

  1. 銃を持って整列する
  2. 銃の点検をする
  3. 弾を込める(模擬弾)
  4. 射撃の姿勢をとる
  5. 弾を抜く(脱包)

団体行動

  1. 縦に並んで歩き、部屋を一周する(縦隊)
  2. 横に並んで、部屋をまっすぐ往復する(横隊)

3コース:銃の受け渡しと、休憩のときの銃の取り扱い

  1. 銃を持って整列する
  2. 狩猟を始める
  3. 部屋の中を移動する
  4. 川にさしかかる(という想定)
  5. 銃を受け渡す
  6. 銃を置いて休憩する

気づいたこと

くわしくは「狩猟免許試験(第一種銃猟)の当日はこう進んだ」に書いています。

鳥獣判別の練習

鳥獣の判別は、画像を見て答える鳥獣判別問題(狩猟鳥獣46種)で練習できます。

出典:e-Gov法令検索「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律施行規則」第53条(技能試験)・第55条(試験の順序)